ブログ「下野新聞第4弾! ラストになりました。一番下を更新!」

2008.12.09

下野新聞第4弾! ラストになりました。一番下を更新!

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◎1日付・しもつけ随想・川越みな「夢 ( Dream )」
 先日、東京ミッドタウンの富士フイルムフォトサロンにAMATERAS展を観に行きました。本県出身の写真家、星野小麿先生が会長でいらっしゃいます。両親との不思議なご縁から十五、六年のつながりですが、私はお電話でのやりとりが多かったので、十月の恵比寿三越のネックレスの展示会の際、初めてお会いしました。お忙しい中ご夫妻でお越し頂き、身内のようなうれしい気持ちになりました。以前、先生から頂いた大女優・京マチ子さんの浮世絵調写真集はフランスでも大評判の作品、いつ見ても夢物語のように魅了されます。
 この展覧会は今年で十二回目、太陽・月・空・海・大地をテーマの作品が全紙で二百三十八点。写真を志していた私も、影響されてちょっと撮ってみようかしら~? なんて思えないほど、月の光の下でキツネとタヌキが待ち合わせしているような奇跡の作品の数々に圧倒されました。神様のご降臨の様な燃える太陽の一枚は、星野先生が北海道で撮影されたもので、「AMATERAS VOL12」年鑑の表紙になっています。信じて続けることが真、そんなメッセージのように感じました。
 会場で先生にごあいさつした際、私を写真家としても紹介してくださり、恐縮のあまりいつものようにジョークで返しそうになりながら、先生のお心に申し訳ないわ! と思いなおし笑ってごあいさつ。以前撮影したモノクロ写真を見て頂き、「モノクロだけの写真展をしたら?」のお言葉が将来の夢と希望になりました。
 幼いころから油絵を描いたり見たりすることが好きで、写真もすべて今の仕事につながっています。海外で生まれ、人生の中間まとめとして今があるのかな? 私の場合ひとつのことだけだと行き詰まるので、引き出しをくれた両親、その先の祖父母に感謝しています。
 また、帰り際に星野先生から、「君は、旅館の女将なんて似合いそうだよ!」と言って頂きました。私がどんなに自分を良く見せようと思ったとしても、先生は心眼で見える方。心も和らぎ、いずれは家庭を持ちながら、アクセサリー制作や写真を続けて行きたいなと思いました。
 今回の四度目のエッセイでラストになりました。実は文章が苦手だった小・中・高、大学は写真専攻なので卒業論文は無し、と逃げていた今日だったのに、思うことを伝える勉強になりました。読者の皆さまありがとうござました。今後も夢を持って、なるべく笑顔を絶やさないよう (ここが一番難しい!) 。皆さまもどうぞお元気で。いつかお会いできますように…。

星野先生、有難うございました。先生のプロフィールhttp://ambition-photogallery.com/
素敵な作品の一部はこちらで拝見できます♪http://ambition-photogallery.com/画像をクリックすると拡大。

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